サニー技研 創立50周年

株式会社サニー技研は、2024年7月15日に創立50周年を迎えました。

Message

50周年のごあいさつ

親愛なる従業員、パートナー、そしてお客様へ。

 

この節目の50周年にあたり、私たちは歩んできた半世紀を振り返り、未来への新たな一歩を踏み出す準備をしています。私たちの旅は、初期のマイクロコンピュータから始まり、マイクロシーケンサ、LSIテスター、FAシステム、車載通信といった領域において、私たちは常に業界の最前線を走ってきました。

 

こうした成長は、皆様の支えがあってこそ実現しました。お客様の期待を超える製品とサービスを提供することは、当社の最大の喜びであり、私たちの存在意義となっています。これからも変わることなく市場のニーズに応え、技術の可能性を広げることで、さらなる成長を続けてまいります。

 

これからも私たちの旅は続きます。皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。当社と共に過去、現在、未来を歩んでくださる皆様へ、深い感謝の気持ちを込めて。

株式会社サニー技研

代表取締役会長 中村和彦

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株式会社サニー技研は、2024年7月15日に創立50周年を迎えました。これもひとえに皆様からのご支援のおかげであり、心から感謝申し上げます。

 

当社は1974年の創立以来、マイコン技術と共に成長してきました。マイコン制御システムやLSIテスターの開発から始まり、現在ではFAシステム、車載通信、ツール開発が主な事業となっています。

 

技術の進化と共に求められるものは変わりますが、創業以来のモノづくりの精神を大切にし、皆様の期待に応える製品やサービスを提供し続けてまいります。

 

これからも、社員一同、誠心誠意努力し、さらに成長を遂げ、皆様に愛される企業を目指してまいります。今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社サニー技研

代表取締役社長 清水 晶宏

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History

サニー技研 50年のあゆみ

50年前、マイコンの未来が世界を変えると信じた二人の若者によって立ち上げられたサニー技研は、独創的な技術とソリューションを提供する会社へ成長しました。

 

マイクロコンピュータの黎明期から現在に至るまで、日本の電子産業の進化と共に歩みを進め、常に顧客のニーズに応え、技術の発展に貢献してきました。

 

マイコンとともに成長してきたサニー技研の50年の歩みを振り返ります。

創業
『マイコンの成長と共に』

マイコンが世界を変えることを予見してサニー技研を創業。マイコン黎明期からのシステム開発技術を評価されて、半導体の市場拡大とともに、サニー技研は半導体工場向けにテスターや制御システム開発を請け負いながら成長。自社製品開発にも挑戦し、ツール製品ビジネスの礎を築きました。

1974年
平野實、中原征人が
コーポの一室で
サニー技研を創業
1977年
マイコン制御技術で
システム開発が増加
1977年
第百生命ビルへ移転
1980年
マイクロシーケンサ、
LSIテスター、POSが
事業の三本柱として成長
1981年
サニー技研ロゴ
SGマーク制定
1981年
現在の本社社屋へ移転
1986年
LSIテスターシリーズ開発
1988年
パン仕分けシステム PanDES発表
全国の製パン工場へ導入
1990年
近畿通商産業局
(現・近畿経済産業局)
優良企業表彰
1992年
FAカードシステム開発
1992年
本社社屋 東館増床
1992年
中小企業庁長官賞 受賞
1994年
GTM
(フラッシュメモリ テスター)発売
車載事業へ参入
『車載事業への挑戦』

CAN搭載マイコンの誕生に伴い、車載事業へ参入。半導体FAシステム開発で培った24時間止まらないシステム作り、様々な装置とつなぐ技術を生かした、CAN通信、LIN通信のソフトウェアを開発。マイコンに搭載のフラッシュメモリ、CAN、LINを支援する様々なツールを開発、販売してきました。

1998年
車載事業へ参入
CAN/LIN通信ソフトウエア
通信アナライザを開発
1999年
フラッシュプログラマ
MFW-1発売
CANツール開発着手
2000年
LIN通信アナライザ
S810-LAS発売
LINライブラリ発表
2001年
フラッシュプログラマ
SFW-62SA発売
2001年
CANコマンダーCCS発売
2002年
コンパクトエミュレータ
発売
2002年
CANフラッシュプログラマ S810-CFW1発売
2003年
フラッシュプログラマ S550-MFW1U,S550-SFW1U発売
2003年
RAMモニタS810-RTDM32R発売
2004年
CANステーション
S810-C2発売
車載事業の拡大
『車載事業の拡大と共生』

車載組込みソフトウェアの関連団体に加入し、大学、自動車メーカー、部品メーカーやソフトウェア開発会社と共に、車載ネットワーク研究開発を推進。CAN,LIN,FlexRay,AUTOSARのソフトウェア技術の確立により、車載通信ソフトウェア技術がサニー技研の強みとなりました。

2005年
名古屋事業所開設
2005年
TOPPERS加入
2005年
FlexRayコンソーシアム
加入
FlexRayアナライザ
S810-F1発売
2006年
FlexRay通信ミドルウェア
第8回LSI IPデザインアワード IP優秀賞
2006年
FlexRay通信ミドルウェア
第2回 TOPPERS of the YEAR受賞
JASPAR加入
2007年
フラッシュプログラマ
S550-SFWv3発売
AUTOSAR加入
2008年
車載組込みシステム
フォーラム(ASIF)参画
2011年
MicroPecker RAMモニタ
MicroPecker
CANアナライザ 発売
2012年
MicroPecker
LINアナライザ発売
次世代技術への挑戦
『高度化する車載ネットワーク技術』

創業から続けてきたモノづくりの意思を受け継ぎ、新たな価値を創出し続ける企業を目指すため、車載通信技術を軸に製品展開。CioRyは、CAN,LIN.CXPI,CAN FD,車載Ethernet,セキュリティに順次対応。新しい技術への挑戦として、量子機械学習を用いた故障予兆検知エッジAIシステムの研究開発を開始。

2015年
AUTOSAR準拠小型BSW CioRy 発売
2016年
名古屋事業所を移転
2017年
CioRy
第13回 TOPPERS of the Year 受賞
2018年
MicroPeckerX
CAN FDアナライザ 発売
2021年
フラッシュプログラマ
S550-SFWv3R発売
2021年
qMINERVA
(故障予兆検知AIエッジシステム)
研究開発開始
2022年
CioRy通信ミドル
Ethernetパッケージ
CioRyセキュリティ
パッケージ 発表
2024年7月15日
サニー技研 創立50周年
次の50年に向けて
『「モノづくりを軸としたサービスを通じて人びとの幸せに貢献』

過去50年の実績や信頼、伝統など多くの財産を大事にしつつ、時代に合わせて進化するサニー技研は、お客様への満足と感動のサービスを提供する価値創造企業であることに挑戦し続けます。

To The Future

未来へはばたく

  • ・お客様の立場になって物事を考え、誠意をつくす
  • 常に自己の人間的、技術的成長に努力する
  • 真に社会に役立つ製品を開発、提供する

サニー技研は創業から一貫して、モノづくりの技術会社であることにこだわってきました。ハードウェアとソフトウェアによる価値づくりが、エレクトロニクスの未来を拓き、よりよい社会になることを私たちは信じているからです。

創業者の平野實、中原征人が掲げた基本方針は、今も変わらず、サニー技研のモノづくりの理念として息づいています。私たちの技術や製品サービスがお客様の困りごとを解決し、サニー技研に関わる人すべての喜び笑顔が、私たちの考える価値創造です。

50周年ロゴマーク

このたび、株式会社サニー技研の創立50周年を迎えるにあたり、当社の歴史と未来を象徴する50周年ロゴを策定いたしました。
50周年のシンボルとなるコーポレートロゴと、皆様に愛されているMicroPecker製品のキャラクターをあしらったMicroPeckerキャラクターロゴの2種類がございます。

50周年コーポレートロゴ

サニー技研50周年のシンボルとなることを目的としたロゴです。

 

1974年から50年の歴史を樹木の年輪としてモチーフにしつつ、未来へ向けての疾走感を全体で表現しています。

50周年MicroPeckerキャラクターロゴ

お客様からサニー技研を身近に感じていただくことを目的としたロゴです。

 

サニー技研のブランド製品に育ったMicroPeckerキャラクターを用いて注目を集めつつ、5の数字を強調することで、50周年の印象を残します。

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