FA/IoTテクノロジー

IoTを牽引する電子タグシステム

従来、工場の生産現場では、半製品や部品に帳票や作業手順を記載した紙を取り付けて、作業指示を行っていました。紙の帳票で作業条件を確認し、作業結果を記録したり、作業者が現場各所に設置されたパソコンまで移動して作業条件の確認や実績報告を行うなど、手扱い時間や紙使用量が課題でした。

ペーパーレス化が一般的になり、パソコンやタブレットなどを活用した表示システムを構築することも増えてきました。ただ、これまでの紙の帳票を電子化するためには、その単位あたりのコストを考慮する必要があり、システム置き換えには多額の費用が必要になります。

「つながる」ことによる情報の見える化

これに対し、電子タグを名札として取り付けることで、お客様保有のシステムから情報をタイムリーに提供する電子タグシステムをサニー技研は共同開発しました。

サニー技研の電子タグシステムの特長は、場所に応じて、表示内容を自動変更できることです。ローミング型電子タグを使用していますので、各所に設置した無線アクセスポイントを次々に切り替えて接続が可能です。そのため、広い工場内を移動する作業者の行動や作業場所に応じて、適切な指示を電子タグに表示することができる仕組みになっています。

また、電子ペーパータイプなので、省電力で長寿命の表示が可能です。結果として、人手の工数や紙経費の削減が可能で、在庫管理やピッキングなど様々な用途でご使用できます。

サニー技研の電子タグシステムは、お客様のシステムを活用しながら、帳票指示を電子タグへ置き換えるため、お客様のご要望にあわせたシステム構築が可能です。

TOP